あんなに痛かった腰も ようやく目途がたった感じがします。立ったり座ったり 歩いたり 日常の動作が痛みなく
こなせるって なんて幸せなことでしょう。
一旦 立ち上がってみると 床に落ちたものを拾いたくても 床が遥か遠くに感じられて溜息が出そうでした。靴下をはくのも一苦労。風呂掃除なんて絶対やりたくない。
そんなこんなで過ごした20日間でした。
でも 学びもありました。
フェルデンクライスにはあんまりないと思っていた「即効性」が 今回はあったのです。
腰痛にもタイプがあって 筋肉の不自然な緊張がもたらした痛みに悩まされてきたのでした。 痛みがでないようなほんの小さな動きを試して 体の変化を感じることをやっていると 体の緊張が取れてきます。
特に シーソー呼吸や 骨盤時計などは 本当に効き目がありました。
強い力で筋肉を動かすと 違うところに痛みが移るということも経験しました。
一か所が傷んでいるだけで 体全体に大きな影響があるとよくわかりました。そしていつもその痛みに注目するのは人間の習性なんだなあって。
これから 自分自身の生活にも役に立つし フェルデンクライスの先生としても 整体の先生としても良い経験になったと思います。
「自分の体は自分で面倒見てね。」とロビー オフィアー先生が良く仰っていました。
これからもっと勉強 研鑽を積んでいきたいです。
役に立ちそうな本も買いました。
「非特異的腰痛の運動療法」 荒木 英明著 医学書院
難しいことも書いてありますが 自分でできる運動がなかなかよさげです。
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