片麻痺の女性に 個人レッスンを継続的にさせてもらっています。
麻痺のある側に 本人の意志と関係なく緊張が起こるのは なぜかと思っていました。
答えが 「アウェアネス介助論」上巻 372ページに載っていました。
「がんばってね」といわれると・・・
「がんばって筋肉を収縮させろ」と麻痺のない側に指令が与えられますが 脳幹で反応して麻痺側の筋肉を収縮させます。そしてゆるまなくなります。意識して収縮させたのではありませんから 伸ばそうと思っても伸びないのです。
これを連合反応と呼びます。
ですから 麻痺のない側が 緊張せず良い動きができれば 麻痺のある側も緊張しないということです。
それをするのは 簡単ではないけれど フェルデンクライス法を使って やってみる価値は十分あると思います。
クライアントも私も いっしょにトライしています。
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